織田病院からのお知らせ
夏は、こんなことに気をつけましょう。
2015/06/02
お知らせ
麻酔科
・夏は、外出で熱い日差しに照り付けられ、暑気あたりになりやすくなります。
また、冷たい飲み物の取りすぎで、胃腸機能が低下し、熱帯夜で睡眠不足で体力が
消耗します。だるい・めまいがする、下痢をするなどのいわゆる夏バテになります。
漢方には、このような症状に代表的な薬として、「清暑益気湯(せいしょえつきとう)」
があります。年齢に関係なく効果が期待できますので、ご相談下さい。
形成外科
・腋窩多汗症や腋臭症でお悩みの方は、ご相談下さい。
内科
・暑い夏がやってきました。有明海には肝硬変の患者さんが気をつけなければいけないバ
クテリアが潜んでいます。(ビブリオ・バルニフィカスと言います)この細菌は肝硬変や
免疫力の弱っている患者さんの体内に入ると高率に死に至らしめる怖い細菌です。
肝硬変の人は夏場に有明海産の魚介類を生で食べることは控えましょう。また、
傷があるときは海に入らないようにしましょう。脚が紫色に腫れ上がって痛みが出たり
した場合はすぐに病院でみてもらいましょう。
・今年も暑い夏が続いています。毎年言われていることですが熱中症には十分注意をしま
しょう。こまめな水分補給や適度の塩分・カロリー補給に努めて下さい。熱中症かな?
って感じたら早めに受診しましょう。
耳鼻科
・子供は学校などでプールに入りますが、耳痛や耳漏があれば急性中耳炎を起こしている
可能性があります。また、滲出性中耳炎では耳痛がなく難聴だけが症状ですので、見過
ごされている場合も少なくありません。
平成26年からスギ花粉症の舌下免疫療法が承認されました。治療開始はスギ花粉の非
飛散期になります。治療期間は3~5年と長期間になりますが、長年スギ花粉症でお悩
みの方はご相談ください。