織田病院について

病院概要


『悩める者への光明を』を設立理念に掲げ、病院の目標として
『日本一の気配り病院』を目指しています。


名称 社会医療法人 祐愛会織田病院
所在地 〒849-1311
佐賀県鹿島市大字高津原4306
TEL/FAX TEL:0954-63-3275 / FAX:0954-62-4474
臨床研修指定病院
(協力型)
厚生労働省に指定された佐賀大学医学部附属病院の協力型指定臨床研修病院です。
開放型病院 病院のベッドの一部を、かかりつけの先生方に開放しています。
入院した患者様をかかりつけの先生方が訪問し、当院の医師と共同して治療を行う事が出来ます。
DPC対象病院 厚生労働省が定めるDPC対象病院です。
DPC対象病院とは、診断群分類(DPC)を用いた包括払い制度を導入する急性期病院です。
【DPC(Diagnosis Procedure Combination)】
病床数 111床(急性期一般入院基本料1:111)
診療科目 内科 循環器・胸部心臓血管外科 外科 脳神経外科 耳鼻咽喉科 皮膚科 形成外科 麻酔科ペインクリニック 放射線科 救急科 リハビリテーション科
*各診療科の詳細は、【診療科目】のページをご覧下さい。
2次救急指定病院 24時間医師・看護師が常駐し緊急の処置、入院等に対応できる体制を確立しています。
医療機器 MRI(1.5T)、64列CT、電子内視鏡(上部消化管、大腸、胆膵、気管支、喉頭)、超音波検査、心臓血管造影検査装置 ほか
職員数 305名(うち看護師118名)
看護体制 7:1
看護方式 プライマリーナーシングとチームナーシング併用


「患者様の権利と責任」に関する宣言

  1. 公平かつ平等な医療を受ける権利
    患者さまは、どのような病気であっても、公平かつ平等な医療を受ける権利があります
  2. 尊厳を尊重される権利
    患者さまは、常に人間としての尊厳を尊重された医療を受ける権利があります
  3. 十分な説明を受ける権利
    患者さまは、ご自身の病気についての治療方法、危険性、治療経過、予後、などについて、分かり易く十分な説明と情報を得る権利があります
  4. 自己決定の権利
    患者さまは、十分な説明の後で、治療を受ける権利、あるいは治療を受けることを拒否する権利があります
  5. 情報を知る権利
    患者さまは、治療、看護の内容および経過についての情報を受ける権利、自分の診療録の開示を求める権利があります
  6. 他の医師の意見を聞く権利
    患者さまは、ご自身が受けている医療について、主治医以外の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞く権利があります
  7. 個人情報が守られる権利
    患者さまは、医療上および個人的な情報は守られる権利があります
  8. マナーを守る責任
    患者さまは、医療を受けるに当たっては、病院の諸規則を守り、社会人としてのマナーを守る責任があります
研修の様子

医師による診察の様子

介護士による散歩の様子


こどもの患者さんの権利

 こどもの患者さんの幸せな成長のために、以下の権利を守ります。

1. あなたは、ひとりの人間として大切にされます

2. あなたは、病院でもできる限り家族と過ごすことができます。

3. あなたは、病院にいても遊んだり勉強したりすることができます。

4. あなたは、病気のことや病気を治す方法について、わかりやすく教えてもらうことができます。そして、自分の気持ちや考えを家族や病院の人に伝えることができます。

5. あなたは、あなたにとって一番良いと思われる治療を受けることができます。

6. 病院の人たちとあなたの家族は、あなたの病気や治療に伴う痛みや苦しみをできる限り少なくする努力をします。

7. あなたが他の人に知られたくないことは秘密にします。



臨床倫理指針

 すべての職員は、当院の「設立理念」、「患者様の権利と責任に関する宣言」などに基づき、臨床における様々な問題に対応し、患者さまにとって最も望ましい医療を提供できるように努めます。

1. 患者さまの人格や価値観を尊重し、その尊厳に配慮します。

2. 十分な説明と同意に基づく患者さまの自己決定を尊重します。

3. 患者さまの個人情報を保護し、職務上の守秘義務を遵守します。

4. 医療倫理に関する関連法規を遵守し、医療倫理の諸指針を尊重します。

5.  臨床上の倫理的問題に対し、倫理委員会での審議などをもって最善の対処ができるように努めます。

主な倫理課題への対応指針はこちら


セカンドオピニオンについて

セカンドオピニオンとは、現在の担当医の診断や治療方針について、他の医師からも意見を聞き、治療法選択の判断材料にする仕組みです。
他の医師からも同様の診断や治療方針が説明された場合には、病気に対する理解も深まり、安心して治療を受けることができます。また、別の治療法が提案された場合には、選択の幅が広がり、より自分が納得できる治療を自ら選択することができます。
セカンドオピニオンを希望する場合、まず現在の担当医にご相談ください。これまでの治療経過や病状の推移を記載した「診療情報提供書」を作成しますので、セカンドオピニオン外来を行っている医療機関にご持参ください。なお、セカンドオピニオンは健康保険給付の対象とはならず、全額自己負担となります。各医療機関が定めた費用がかかりますので事前にご確認ください。
セカンドオピニオンのご希望を担当医に申し出ることを迷われる方がおられるかもしれませんが、セカンドオピニオンを受けることは、すべての患者さんの持つ権利の一つです。セカンドオピニオンの後、当院での治療を継続されることになった場合でも、不利益になることはありません。何か不安なことがございましたら担当看護師、ソーシャルワーカーにご相談ください。


カスタマーハラスメントに対する当院の基本方針

来院される皆様へ

織田病院(以下「当院」)では、患者様やご家族様に対して真摯に対応し、信頼と期待に応えることで、より良い医療サービスの提供に努めています。しかし、ごく一部の患者様やご家族様、その関係者から、常識の範囲を超えた要求や、職員および他の患者様・ご家族様の人格を否定する言動、暴力、セクシャルハラスメントなどの行為が見受けられます。これらの行為(以下「カスタマーハラスメント」)は、職場環境や診療環境の悪化を引き起こす、重大な問題となります。

当院は、職員だけでなく、他の患者様やご家族様の人権を尊重し擁護するため、これらの迷惑行為に対して誠実に、毅然とした態度で組織的に対処します。

カスタマーハラスメントに該当する行為について

厚生労働省「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」(カスタマーハラスメント対策企業マニュアル作成企業検討委員会)により、カスタマーハラスメントとは、患者様やご家族様からのクレームや言動のうち、以下の要件に該当するものを指します。

 1.クレームや言動の内容が妥当性に欠けていること
 2.その内容を実現するための手段や態様が、社会通念上不相当であり、職員の就業環境に悪影響を及ぼすもの

当院で「カスタマーハラスメント」として取り扱う行為の例

 ●要求の内容が妥当性を欠く場合
  ◯病院の提供する医療サービスの内容とは関係のない要求
 ●要求内容の妥当性にかかわらず、不相当とされる行為
  ◯身体的な攻撃(暴行、傷害)
  ◯精神的な攻撃(脅迫、中傷、名誉棄損、侮辱、暴言)
  ◯威圧的な言動
  ◯土下座の要求
  ◯継続的・執拗な言動
  ◯拘束的な行動(不退去、居座り、監禁、長時間の電話や対応)
  ◯差別的な言動
  ◯性的な言動
 ●要求内容の妥当性に照らして不相当とされる場合
  ◯交通費の請求や診療費の支払い拒否
  ◯金銭補償の要求
  ◯謝罪の要求


敷地内全面禁煙への取り組み

喫煙が健康に及ぼす影響は大きく、がん(特に肺がん)、急性心筋梗塞、脳卒中などさまざまな病気を引き起こします。喫煙者のみならず、周囲の人の健康を害することから、病院等においては受動喫煙の防止策を講じるよう義務付けられています。
織田病院は、最適な療養環境を提供するために、2001年より「敷地内全面禁煙」を実施しています。来院される全ての方が対象となりますので、皆様のご理解・ご協力をお願い致します。


学会認定


日本医学放射線学会放射線科専門医修練機関認定 
日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設
日本外科学会外科専門医制度関連施設
日本皮膚科学会認定専門医研修施設
日本ペインクリニック学会指定研修施設
麻酔科認定病院(日本麻酔科学会)
日本消化器内視鏡学会指導連携施設
日本消化器病学会認定施設
日本乳癌学会関連施設
インプラント実施施設
エキスパンダー実施施設
日本病院総合診療医学会認定施設

施設基準



「院内トリアージ実施料療」について

当院は、院内トリアージ実施料の届出を行っており、夜間、休日または深夜において、受診された初診の患者様(救急車等で緊急に搬送された方を除く)に対して、来院後、速やかに緊急性について判断をした場合、診療にかかる料金に「院内トリアージ実施料」を算定させていただいております。


「情報通信機器を用いた診療」について

当院は、定期受診されている患者様で症状が落ち着いている方へオンライン診療(情報通信機器を用いた診療)を行っています。初診の方へのオンライン診療は原則行っておりません。また、初診において向精神薬の処方は行いません。



「医療DX推進体制整備加算」「医療情報取得加算」について

 当院は、医療DXを推進して質の高い医療を提供できるように体制整備を行っています。協力対象施設入所者入院加算の届出を行っています。

≪主な取り組み内容≫
①オンライン資格確認等システムによって取得した医療情報等を活用して診療を実施しています。

②マイナ保険証利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組みます。

③電子処方箋の発行及び電子カルテ情報共有サービスなどの医療DXにかかる取組を実施する予定です。

後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進について

 当院では、患者負担の軽減、医療保険財政の改善に資するものとして、入院及び外来において後発医薬品(ジェネリック医薬品)を積極的に採用しています。

 

ご不明な点がございましたら、主治医又は薬剤師にお尋ねください。

 

一般名処方について

 当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発行すること)を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。ご理解ご協力のほどよろしくお願い致します。 

 

「外来腫瘍化学療法診療料」について

  • 1.当院では、化学療法に携わる医師、看護師、薬剤師等で構成される委員会において、実施される化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価し、承認する委員会を定期的に開催しています。
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  • 2.緊急時、外来化学療法を実施している患者様が受診・入院できる体制を確保しています。
  •  
  • 3.医師、看護師又は薬剤師が院内に常時1人以上配置されており、外来化学療法を実施している患者様からの電話等による緊急の相談等に24時間対応できる体制を整備しています。



「協力対象施設入所者入院加算」について

当院では、協力対象施設入所者入院加算の届出を行っています。

 以下の介護保険施設の協力医療機関として、当該介護保険施設から24時間連絡を受ける体制をとっております。また緊急時には入院できる病床を確保させていただいております。

 さらに、当該介護保険施設と、入所者の診療情報及び緊急時の対応方針等の共有を図るため、月1回以上の頻度でカンファレンスを実施しています。

介護老人保健施設 ふるさとの森
 〒849-1603 佐賀県藤津郡太良町糸岐6797
介護老人保健施設 白い石
 〒849-1113 佐賀県杵島郡白石町福吉1808
特別養護老人ホーム 好日の園
 〒849-1321 佐賀県鹿島市古枝乙1035番地2
特別養護老人ホーム 桜の園
 〒849-0402 佐賀県杵島郡白石町福富下分2387
特別養護老人ホーム 済昭園
 〒849-1425 佐賀県嬉野市塩田町大字五町田甲3432番地3
特別養護老人ホーム 済昭園・清涼館
 〒849-1425 佐賀県嬉野市塩田町大字五町田甲77



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